BL(ボーイズラブ)作品といえば、日本ではアニメや漫画を中心に人気がありますが、実は海外の映画界にも素晴らしいBL作品がたくさん存在します。
繊細な感情描写やリアルな恋愛模様、大胆な表現までさまざまなスタイルで描かれており、BLファンなら一度は観ておきたい作品ばかりです。
今回は、BLが好きな人におすすめしたい洋画5選をご紹介します!
切ないラブストーリーから、思わず笑顔になるような作品まで、幅広くピックアップしました。
【BL好き必見】おすすめ洋画BL映画5選
『君の名前で僕を呼んで(Call Me by Your Name)』
公開年:2017年
監督:ルカ・グァダニーノ
出演:ティモシー・シャラメ、アーミー・ハマー
あらすじ
イタリアの夏、美しい風景と共に描かれる、17歳の少年エリオと大学院生オリヴァーのひと夏の恋。
感情の揺れ動きや繊細な演出が高く評価され、アカデミー賞脚色賞を受賞した傑作です。
静かに募る想い、そして別れのシーンは涙なしには観られません。
BL映画の代表作とも言える一本です。
『ブロークバック・マウンテン(Brokeback Mountain)』
公開年:2005年
監督:アン・リー
出演:ヒース・レジャー、ジェイク・ジレンホール
あらすじ
アメリカの広大な自然を舞台に、2人のカウボーイの20年間に渡る秘めた愛を描いた作品。
家族や社会に背いても貫き通せない苦しさと、それでも忘れられない愛。
重く切ないテーマながら、真実の愛とは何かを問いかける名作で、多くの映画賞を受賞しました。
『モーリス(Maurice)』
公開年:1987年
監督:ジェームズ・アイヴォリー
出演:ジェームズ・ウィルビー、ヒュー・グラント
イギリスの作家E.M.フォースターの原作を基に、20世紀初頭の英国を舞台に描かれた作品。
社会的な圧力と向き合いながら、自分らしい愛を求めて戦うモーリスの姿は、観る者の心に深く残ります。
クラシカルな雰囲気とヒュー・グラントの若き日の美しさも魅力の一つです。
『ハンズ・オブ・ラヴ(Freeheld)』
公開年:2015年
監督:ピーター・ソレット
出演:ジュリアン・ムーア、エレン・ペイジ(現エリオット・ペイジ)
正確にはレズビアンカップルの実話を描いた作品ですが、LGBTQ+の権利と愛の尊さを深く考えさせられるという意味で、BLファンにもおすすめ。
命を懸けて愛する人の未来を守ろうとする姿に、多くの人が心を動かされました。
同性間の愛に対する社会の壁と、それを乗り越える強さが描かれています。
5. 『ビューティフル・シング(Beautiful Thing)』
公開年:1996年
監督:ハッティ・マクドナルド
出演:グレン・ベリー、スコット・ニール
ロンドンの団地を舞台に、思春期の少年2人が自分の気持ちに向き合いながら関係を深めていく物語。
控えめながらリアルな演出と、ポップな音楽のセンスが光る温かい青春映画です。
観終わったあとに、なんとも言えない幸せな気持ちになれる作品です。
まとめ
BL映画というジャンルは、日本のファンにとっても大きな魅力を持っています。
特に洋画BLは、文化や価値観の違いから生まれるリアルな葛藤や感情表現が魅力です。
今回ご紹介した5作品はいずれも深い愛情や繊細な心理描写が評価されており、BLファンだけでなく、ラブストーリー好きにもおすすめの作品!
ぜひ気になる作品があれば、週末にでもゆっくりと観てみてください。
きっとあなたの心に残る名作と出会えるはずです!
コメント